本施設は、相馬野馬追・野馬懸に代表される歴史文化と緑豊かな自然に恵まれた旧小高町に立地し、良好な住環境を活かした「福祉の里」づくり構想を基に計画された施設である。建物の屋根は、棟飾りを配した切妻屋根とし、里の雰囲気に調和したファサ―ドを形成している。 |
旧岩代町の小高い丘に立地する本施設は、同町(同市)における“子育て支援機能の充実”を目的として計画された施設である。山岳都市の洋風瓦屋根をモチーフとした印象的な勾配屋根、ぬくもりのある木質構造、人にやさしい仕上げ材で構成された本施設は、“豊かな心を育む眺望丘”として町の子どもたちに親しまれている。
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阿武隈山系の山間部、おおらかで広大な丘陵地に地場産である松のムク材を使用し、大屋根の木造建築群を展開している。地域のイメージを表現したマンサード風の大屋根など、村の新しいイメージづくりに寄与している。第20回福島県建築文化賞優秀賞を受賞。
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