既存住宅状況調査は、国土交通省の定める講習を修了した既存住宅状況調査技術者である建築士が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏りなどの劣化・不具合の状況を把握するための調査です。
既存住宅状況調査技術者とは、平成29年2月に創設された既存住宅状況調査技術者講習制度による新しい技術者資格です。
宅地建物取引業法の改正により、平成30年4月より、中古住宅の売買の際に行われる重要事項説明に、既存住宅状況調査を実施している場合にはその結果について説明することが義務づけられました。この調査を行うことができるのは、既存住宅状況調査技術者の資格を持つ者のみとなっており、従来のインスペクターの資格では行うことができません。
(一社)日本建築士事務所協会連合会では、この既存住宅状況調査技術者の講習実施機関として、国土交通大臣より登録されました。
当協会では、更新講習については、8月23日福島県建設センターでの対面講習を行いますが、日程が合わない場合や新規講習受講の場合は、オンライン講習の受付も行っております。
オンライン講習の受付はこちらから
オンライン講習 | 一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会 (njr.or.jp)
受講対象
以下の1及び2の両方に該当する方
- 建築士法第2条第1項に規定する建築士(一級、二級、木造)
- 既存住宅状況調査技術者講習実施機関が行う既存住宅状況調査技術者講習会の修了者(有効期限切れの場合は、再度新規講習からの受講が必要となります。)
受講料
更新講習 16,700円(税込)[テキスト代、登録料、登録証カード発行等含む]
※オンライン講習の受付は、WEB申込のみとなりますのでご注意下さい。
【第2期】
申込期間:2023年07月01日~07月14日
受講期間:2023年08月01日~08月21日